例会報告


情報産業エルム会「北京例会報告」

 平成17年7月15日から18日までの3泊4日の日程で情報産業エルム会北京例会を開催しました。参加者は久保田・須藤(ご夫婦)・亀岡・北島・小野・田原・石井・佐藤(千)・宍戸、 の男性8名女性2名のメンバーでした。一人の落伍者?もなく初めての海外例会を無事終える事ができました。
 今年の企画方針は「自分の眼で見て、北京のIT事情をつかみ、オリンピック前 の中国を知る」ことでした。手前味噌ながらも、ほぼ目的は十分達せられたと考えております。今回は、@ソフトブレーン竃k京開発センターA中関村ソフトウエアパーク(北京ソフトウエア 産業促進センター)の2ケ所を訪問し、中国のIT事情を視察するとともに現地の関係者との親交を深める事ができました。  1番目の「ソフトブレーン竃k京開発センター」は東証二部に上場されている会社ですが、七田真之さんが現地の社長として北京に乗り込み中国の若手技術者を集め東南アジアをマーケット としたソフトウエアを構築している会社です。事務所ならびに仕事振りを覗かせてもらいましたが、社員全員の熱気・真剣さ、リーダーの統率力がひしひしと我々の肌に伝わり圧倒されてきま した。七田さんのお話では人員はまだ不足しており更に20〜30名ほど増員する予定とか。末おそろし!という感じでした。
 2番目の中関村「北京ソフトウエア産業促進センター」は中国国内における各種ソフトウエアを検査する部署で、ここでの方向付けで中国の動向が決まる?重要な部署と推察しました。特に、 外国からのIT関連機器(パソコン、プリンター、等)のソフトウエアもここで検査・認定された後中国全域で採用されるルールのようでした。見学の際は、女性の王洪南さん(Business Manager) 、謝謄翔さん(Chief Engineer)が休日にもかかわらずご丁寧に説明して下さり全員感謝感激。謝謝 !!



    北京ソフトウエア産業促進センター玄関                                    中関村ソフトウエアパーク管理センター内

 北京例会の合間?に、名所旧跡見学、芸術鑑賞を行いました。見学場所としては、故宮博物院、恵山公園、明の十三陵、万里の長城。どの場所へ行っても、 中国の壮大さ、歴史の重みを感じ圧倒されてきました。2,000年前の出来事がつい最近の出来事と勘違いするほどの素晴らしい保存状態でした。中国と いう国のスケールがとてつもなく大きい印象でした。
 観劇として京劇、中国雑技団公演を十分満喫しました。演技者は皆若く美しい方ばかりで、演技の素晴らしさに感嘆しメルヘンチックな感傷に耽った一夜でした。



   明の十三陵(定陵)                                         故宮博物院外朝(正面:太和殿)

 今回の北京例会に際しては、ソフトブレーン梶A中関村ソフトウエアパーク関係者及び現地ガイドの 謝少明さん、JTBの方々には大変お世話になりました。来年は情報産業エルム会第二回海外例会 (New York?)を計画しておりますので、会員皆様方のご参加をお待ちしています。(宍戸)