情報産業エルム会 7月例会の報告

	7月例会 7月17日(木)　午後6:30より 「アーバンネット大手町ビルのＮＴＴ−ＭＥ会議室」にて開催（出席者32名） ＮＴＴ−ＭＥコンサル佐藤社長(S45法)のご厚意をいただきました。
<例会内容>
1.	研修会
	■ 講演テーマ 「山梨県下の地域情報化」 　　　　　　　　　　−電子自治体の動向ー ・講師 内藤治生氏　氏（Ｓ４７経） 　 (株)エーテーエルシステムズ　代表取締役 　　内藤氏が率いますＡＴＬシステムズ社は1996年に株式を公開されています。 　　講演では山梨県下の地域情報化、インフラ整備の実施例を交え電子自治体実現の 　　背景と今後の展開についてのお話を頂きました。 　　�@ 電子自治体実現の背景 　　　・ 山梨県の地域情報化推進の背景→ インターネット通信が高速度、低コスト化による。 　　　　高速化：ATMを使用した旧来の方式１５Mbit/秒から光ファイバー１Gbit/秒に 　　　　コスト：通信費は一年前の１０分の１以下に 　　　・ 低コストに伴う問題性 ： セキュリティーなど（国内外を視野に） 　　�A 山梨県下の地域情報化 　　　・ 地方自治体は市町村の統合、光ファイバー導入ＩＴ化によるシステムの効率化を図る 　　　・ 自治体ポータルセンター：認証から請求書発行までの業務を行なう 　　　　　　例：山梨県小瀬スポーツ公園・施設予約システム 　　　　　　　・施設予約＝繁忙期はネット経由での予約が８割に上る 　　�B 地方自治体の今後 　　　・情報インフラの整備と行政事務の高速化・効率化 　　　・住民サービスの向上：住民＋地域企業へのワンストップサービス 　　　・電子政府 − 電子地方自治体の実現 　　�C 質疑応答 　　　・LinuxとFreeBSDの採用 ← ソフトライセンス料が支払えない問題 　　　ＡＴＬ社の県のＩＴ化に寄与する姿勢と、山梨県がＩＴ化の先進県の 　　　ひとつで有る事の認識が新鮮な講演でした。
2.	入会、初参加された方々の自己紹介 　　　　・刈谷政美氏　日本経営システム(株)　主席コンサルタント (S50法) 　　　　　　　　　　　情報産業エルム会100番目の会員になりました。　名寄市出身 　　　　・宋文洲氏　　ソフトブレーン(株)　代表取締役会長 (H3工) 　　　　　　　　　　　中国から青木門下へ。 倒産劇に遭遇し不渡りを鳥の一種と思う。 　　　　・重松康秀氏　重松経営事務所　　　(S37法) 　　　　　　　　　　　NPOのITコーディネータ資格取得 帯広市出身
3.	北海道企業誘致課から近藤氏他が参加され、 企業誘致活動の状況などにつきましてご紹介を頂きました。
4.	情報交流会 同ビルの地下1階「デイアンドナイト」でビールを飲みながら、名刺交換、 情報交換し楽しく懇談 を行ないました。
以上